ヤギレンタルについて
ヤギレンタルは個人・法人・教育機関など様々な方からお問い合わせをいただきます。
その目的は除草目的・教育目的・イベントへの貸し出しなどシチュエーションも様々。
このページではヤギのレンタルに必要な物や条件など、ヤギレンタルの基本的な情報をお伝えします!
ヤギが逃げないための対策
放牧予定地を囲む牧柵、電気柵、フェンス(高さ150㎝以上)が必要になります。
ヤギが休息する屋根付きの小屋で雨を嫌うため屋根は必須です。
(縦180㎝×横180㎝高さ100㎝以上が目安、頭数によって大きくして下さい。)
ヤギが草を食べてくれる条件
ヤギは、一頭あたり年間で5,000平米もの広さの草を食べます。なんでもよく食べるイメージがありますが、実は結構美食家。柔らかい草が好きで、好きな草から選んで食べます。そして,ヤギはひざを折り曲げて器用に低い草も食べることができますが、草を食べる時は舌にからませるようにして食べるため,ある程度伸びた草しか食べることができません。
また、背が高い草だと食べづらいようで、あまり食べてくれません。そんな時には、ある程度ヤギが食べやすい高さまで草刈りを行ってから、ヤギレンタルをご利用いただけますので、お問い合わせください。
草刈りをご検討の方は こちらまで
ヤギ小屋の設置について
ヤギはあまり湿度の高い場所が好きではありません。ですので雨風を凌ぐことのできるヤギ小屋が必要です。ヤギレンタルをご利用いただく際には弊社スタッフが小屋の設置を行います。お客様で準備される場合は、サイズや強度などご相談ください。
レンタル時の注意点
ヤギは本来は群れで生活する動物です。
2頭以上の複数でレンタルされるとほとんど鳴きませんが、1頭でレンタルされると不安・寂しさから鳴き出す場合があります。
そんな習性もありますので、放牧しっぱなしでほったらかしなどにはしないようにしてください。
一緒に暮らす家の人を仲間だと感じて、よくなついてくれますので、1日1回は触れ合ったり様子を見るようにしてください。
住宅街などでヤギを飼う場合は、事前に近隣の方へ鳴き声などの騒音問題について説明・理解をしてもらうことが大切です。
それでも不自然に鳴いている場合は、どこか体調が悪いことを訴えているのかもしれません。
常に新鮮な水を飲めるような環境にしてあげて、ちょっとでも「様子がおかしい」「変だな」と思われた場合はすぐにご連絡してください。
外につないでおく時に気をつけること
- 屋外でヤギを2頭以上つないでおく場合は、互いのロープが絶対に触れ合わないように十分に離してつないでください。
- ロープをつなぐ杭を打つ場合は、長いものを使って、杭がぬけないようにしてください。
- ヤギがその周りを回っても,ロープが首にからまないようにクルクル回る道具等を工夫してください。
- 首輪につけるロープ、首に直接ロープを縛りつけないで、よりもどしの付いたナスカン(ホームセンターなどで売っています)を使用してください。
- 聞こえる範囲に人がいるようにして、ヤギが鳴いたり、やぎの安全を2~3時 間おきには必ずを確認してください。 (ロープはかんでいないか、野犬などはいないか 等)
- ヤギを1匹だけ飼う場合、さみしくて飼い主を鳴いて呼んだりします。ヤギが発情する時期(3週間に2~3日)になったりすると、普段より鳴き声が大きくなったりしますので、住宅地にあらかじめ断っておき、ご近所の方たちの理解をとっておいてください。