心を通わせる、優しいパートナー
小柄で人懐っこいヤギは、動物と暮らすのが初めての方やご高齢の方にも親しみやすい動物です。もともと高山帯で暮らしていた生き物なので、環境の変化に強く、病気にかかりにくいという頼もしい一面も持っています。
言葉はなくても、気持ちは伝わります
人間の言葉を話すことはできませんが、しぐさや表情、多彩な鳴き声で一生懸命コミュニケーションをとろうとしてくれます。一緒に過ごして信頼関係が深まるほど、まるで家族のように豊かな感情を見せてくれるようになりますよ。
ヤギのサインを受け取るコツ
「今、何を伝えたいのかな?」と思った時は、鳴き声だけに注目するのではなく、体全体の動きや、その日の気温・季節なども合わせて観察してみてください。ストレスなくリラックスしているヤギは、毛並みがツヤツヤになり、性格も驚くほど穏やかです。逆に「いつもと違う鳴き方だな」と感じた時は、体調不良のサインかもしれないので、優しく様子を見てあげてくださいね。
GRAZING EXPERT
ヤギは1頭あたり、なんと年間で約5,000平米もの草を食べます。一日中トコトコと歩き回りながら草を食べ続ける習性があるので、数頭いるだけでも広いエリアをきれいにしてくれます。
夏の暑い日は木陰でのんびりお昼寝をしていることが多いですが、涼しい早朝や夕方になると元気いっぱいに動き出します。
機械のように1日、2日でパッと草を刈り取ることはできませんが、ヤギたちのペースで伸びたところからコツコツと食べてくれるので、いつも自然で綺麗な景色を保ってくれるのが魅力です。
SAFETY
穏やかで愛らしいヤギですが、一緒に過ごす上で一つだけ気をつけていただきたいのが「頭突き」の習性です。レンタルでお迎えいただく際は、安全のために以下の点にご注意ください。
動物園の飼育員さんからのお話
「頭突きは、喧嘩や自分の力をアピールしたい時に見られる行動です。『遊んでくれ〜』とじゃれているだけの時もありますが、子どもやご高齢の方、女性に対して威嚇するように頭突きをする場合があります。特に中途半端な角がある場合はとても危険です。子どもの背丈だとちょうど顔に直撃する可能性もあるため、園児たちが遊びに来た際は、必ず大人が付き添って目を離さないようにしています」