朝晩がぐっと冷え込み、草地の緑も少しずつ色あせてきました。この時期、ヤギ除草をご検討中のお客さまから、よくこんなご質問をいただきます。
- 「涼しくなって雑草が減ったら、ヤギの出番はもうないのでは?」
- 「冬はなぜヤギを現場に出さないの?」
今回はこの2つの疑問に、正直にお答えします。あわせて、冬を迎える前の今だけできる「秋の最終除草」を、いつまでに相談すればよいかもご紹介します。
涼しくなるとヤギ除草は「オフシーズン」に
結論からお伝えすると、秋から冬にかけては、ヤギ除草の出番は確かに減ります。これは隠さずにお伝えしておきたい事実です。
気温が下がり日照時間が短くなると、多くの雑草は成長がゆるやかになり、12月ごろには枯れたり、地面に張りつくような姿で冬を越したりします。草の成長がいつごろ、どのように止まるのかは、草の成長が止まる時期はいつ?晩秋のヤギ除草で来春が変わるで詳しくご紹介しています。
冬はなぜヤギを現場に出さないの?
食べる草がほとんどない場所にヤギを置き続けるのは、ヤギにとっても負担になります。そのため私たちは、冬場は無理に現場へ出さないことを大切にしています。主な理由は次の3つです。
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食べられる草がほとんどない
枯れた草は栄養が少なく、ヤギもあまり食べたがりません。食べるものが少ない現場では、除草の効果が十分に出ないうえ、ヤギがおなかをすかせてしまいます。
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冷たい雨や雪が体にこたえる
ヤギは寒さには比較的強い動物ですが、冷たい雨や雪で体が濡れることは苦手です。屋外の現場では体が冷えて、体調をくずすおそれがあります。
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春に向けて体力をたくわえる時期
冬は牧場の小屋でゆっくり休み、体重や蹄(ひづめ)の状態などをじっくり確認する期間です。ここでしっかり休むことが、春からの元気な働きにつながります。
「年中いつでも対応します」とは言えませんが、それは動物の命を預かるサービスとしての責任だと考えています。冬の小屋やエサ、水の管理など、ヤギの飼い方について詳しく知りたい方は、秋のヤギ飼育ガイド|食欲と健康管理もあわせてご覧ください。
ヤギたちは「除草の道具」ではなく、一緒に働く大切なパートナーです。出番の少ない冬こそ、しっかり休ませて体力をたくわえてもらうことが、春からの元気な働きにつながります。
「秋の最終除草」は11月中旬までにご相談を
冬はオフシーズンとお伝えしましたが、草が完全に枯れる前の10月〜11月は、その年最後の除草ができる時期です。秋は多くの雑草が種をつける季節なので、種が落ちる前にヤギに食べてもらうと、来春に芽を出す雑草を減らすことにつながります。種と来春の雑草の関係については、「もう草刈りはいいや」その油断が来春の地獄を招くで詳しくご紹介しています。
ただし、秋の最終除草には「いつでもできるわけではない」という注意点があります。
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草が枯れきると実施できない
完全に枯れた草は栄養が少なく、ヤギもあまり食べたがりません。まだ青みが残っているうちでないと、ヤギに働いてもらうことができません。
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ご相談の目安は11月中旬まで
現地の確認や柵の準備、ヤギの移動の段取りに時間がかかるため、秋の最終除草のご相談は11月中旬までを目安にお願いしています。
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草の状態は日ごとに変わる
気温が下がると、草は日ごとに色あせていきます。冷え込みが早い年や場所では、11月中旬より前に実施できなくなることもあります。
実施できるかどうかを判断するポイント
- 草に、まだ緑色の部分が残っているか
- ヤギが食べられる量の草が残っているか
- 柵を設置して、ヤギが安全に過ごせる場所か
ご相談いただいた際は、現地の草の状態を確認したうえで、実施できるかどうかを正直にお伝えします。「うちの草地はまだ間に合う?」と迷ったら、まずはお気軽にご相談ください。
まとめ:動物に優しく、環境に優しいヤギ除草
秋から冬にかけては雑草が減り、ヤギ除草はオフシーズンを迎えます。私たちは、食べる草が少なく寒さの厳しい冬はヤギを現場に出さず、春に向けてしっかり休ませています。その前の10月〜11月は、来春の雑草を減らす「秋の最終除草」ができる最後の時期。草が枯れきる前に実施できるよう、ご相談は11月中旬までを目安にお寄せください。除草剤や機械に頼らず、ヤギの力で草地を整える——動物にも環境にも優しい除草を、ぜひこの秋から始めてみませんか。
「秋の最終除草」のご相談は、11月中旬までが目安です。
現地の状況に合わせて、実施できるかどうかも含めて丁寧にご案内します。
お電話でのご相談:0774-66-6994